野口 博史 (ノグチ ヒロシ)

NOGUCHI Hiroshi

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職名

准教授

研究室所在地

杉本キャンパス

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 東京大学 -  博士(情報理工学)

研究分野 【 表示 / 非表示

知能ロボティクス, リハビリテーション科学・福祉工学

研究概要 【 表示 / 非表示

  • 人間行動や生理量の非拘束計測のためのセンサ開発から、それらセンサ群によるデータ収集ネットワークさらには、収集後の大量データの統計解析やマイニング手法の研究を行っています。応用として在宅独居高齢者の見守りや看護支援のシステム開発に取り組んでいます。

研究キーワード 【 表示 / 非表示

みまもり工学, センサネットワーク, メカトロニクス, ロボティクス, 人間行動計測, 看護工学, 知能住宅, 非拘束生理量計測

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • IEEE

  • IEEE Engineering in Medicine & Biology Society

  • IEEE Robotics and Automation Society

  • 日本ロボット学会

  • 日本創傷・オストミー・失禁管理学会

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委員歴等 【 表示 / 非表示

  • 2020年02月
    -
    2022年08月

    看護理工学会   査読委員

  • 2018年04月
    -
    2019年03月

    日本看護科学学会   システマティックレビュー委員

  • 2017年04月
    -
    2022年03月

    日本創傷オストミー失禁管理学会   評議員

  • 2017年04月
    -
    2021年03月

    日本ロボット学会   査読小委員会

  • 2015年04月
    -
    2016年03月

    日本創傷オストミー失禁管理学会   学術教育委員会

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受賞歴 【 表示 / 非表示

  • 第21回日本褥瘡学会学術集会 最優秀演題賞

    車いすバスケットボールアスリートにおける競技時殿部圧力と褥瘡との関係

    2019年   日本褥瘡学会

    受賞者:前田 智徳, 玉井 奈緒, 峰松 健夫, 野口 博史, 仲上 豪二朗, 藪中 幸一, 真田 弘美

  • 第28回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会 優秀賞

    車椅子バスケットボール選手における深部組織傷害の実態:深部組織傷害に関連する皮膚特性

    2019年   日本創傷・オストミー・失禁管理学会

    受賞者:峰松 健夫, 尾形 道隆, 玉井 奈緒, 藪中 幸一, 前田 智徳, 仲上 豪二朗, 野口 博史, 真田 弘美

  • 第26回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会 優秀賞

    褥瘡デジタルカメラ画像の機械学習に基づくDESIGN-R深さ・サイズの自動推定

    2018年   日本創傷・オストミー・失禁管理学会

    受賞者:森 武俊, 荒木 大地, 野口 博史, 大野 昴紀, 真田 弘美

  • LIFE2017 若手プレゼンテーション賞

    圧力センサ内蔵型エアマットレスを用いたベッド上姿勢・動作分類の学習手法間比較

    2017年  

    受賞者:荒木 大地, 野口 博史, 川口 孝泰, 真田 弘美, 森武俊

  • 第46回日本創傷治癒学会ポスター賞

    糖尿病足潰瘍予防に向けてのケラチナーゼの可視化による足白癬スクリーニングツールの開発

    2016年   日本創傷治癒学会

    受賞者:竹原 君江, 峰松 健夫, 大江 真琴, 野口 博史, 常深 祐一郎, 駒形 和典, 國江 慶子, 武村 雪絵, 真田 弘美

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現在の職務 【 表示 / 非表示

  • 大阪市立大学   工学研究科   電子情報系専攻   准教授  

職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2015年10月
    -
    2020年03月

      東京大学   医学系研究科 ライフサポート技術開発学(モルテン)寄付講座   特任講師

  • 2011年04月
    -
    2015年09月

      東京大学   医学系研究科 ライフサポート技術開発学(モルテン)寄付講座   特任助教

  • 2006年04月
    -
    2011年03月

      東京大学   情報理工学系研究科 知能情報学専攻   特任助教

出身大学院 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    東京大学  情報理工学系研究科  知能機械情報学専攻  博士課程

出身学校 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    2001年03月

    東京大学  工学部  機械情報学科

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Unintentional body movement parameters and pulse rate variability parameters are associated with the desire to void

    Shuhei Noyori and Gojiro Nakagami and Hiroshi Noguchi and Taketoshi Mori and Hiromi Sanada.

    Medical Engineering & Physics  68   116 - 121 2019年  [査読有り]

    DOI

  • Exploration of communication robot use for older patients in an acute hospital based on case trials

    Hiroshi Noguchi and Yuiko Koyano and Hiromi Mori and Chieko Komiyama and Hiromi Sanada and Taketoshi Mori.

    Journal of Nursing Science and Engineering  6 ( 2 ) 70 - 82 2019年  [査読有り]

    DOI

  • 糖尿病患者を対象としたサーモグラフィによる靴の適合性の検討

    川村 留美, 大江 真琴, 竹原 君江, 雨宮 歩, 大橋 優美子, 野口 博史, 村山 陵子, 森 武俊, 植木 浩二郎, 門脇 孝, 小見山 智恵子, 真田 弘美

    (一社)日本フットケア学会 日本フットケア学会雑誌  16 ( 2 ) 75 - 79 2018年06月  [査読有り]

     概要を見る

    靴ずれは糖尿病性足潰瘍の発症因子の一つであることが指摘されている。そこで、糖尿病患者が着用している靴の適合性につき、サーモグラフィを用いて検討したので報告する。糖尿病患者30名を対象に、靴を脱いだ後20分間、足部のサーモグラフィを撮影し、同時に着用していた靴のサイズと幅を測定した。足のサイズと幅は過去に外来受診した際に測定した値を診療記録より収集した。データがそろった上で、靴を脱いだ後の足の温度変化と足と靴のサイズの差および足と靴の幅の差を比較検討した。対象55肢のうち、靴を脱いだ20分後の足部の皮膚温が「一部の趾のみ上昇」していたものが17肢あった。この群における靴のサイズと足のサイズの差は0.59±0.97cmであり、靴を脱いだ20分後の足部の皮膚温が「変化なし」または「足先から低下」していたものの0.87±0.84cmに比べ、有意に小さかった(p=0.029)。なお、靴と足の幅の差については、有意差はなかった。したがって、靴を脱いだ後にみられる「一部の趾のみ上昇」は、履いている靴のサイズが短いことを反映していると考えた。以上のことから、サーモグラフィによる足部の皮膚温測定は足潰瘍の予防に有用である可能性が示唆された。(著者抄録)

  • Development of personalized fitting device with three-dimensional solution for prevention of NIV oral-nasal mask-related pressure ulcers

    Maiko Shikama and Gojiro Nakagami and Hiroshi Noguchi and Taketoshi Mori and Hiroshi Sanada

    Respiratory Care  63 ( 8 ) 1024 - 1032 2018年  [査読有り]

    DOI

  • Evaluation of comfort associated with the use of a robotic mattress with an interface pressure mapping system and automatic inner air-cell pressure adjustment function in healthy volunteers

    Manaka Saegusa and Hiroshi Noguchi and Gojiro Nakagami and Taketoshi Mori and Hiromi Sanada

    Journal of Tissue Viability  27 ( 3 ) 146 - 152 2018年  [査読有り]

    DOI

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 看護理工学

    真田 弘美,森 武俊 (担当: 分担執筆 )

    東京大学出版会  2015年10月

  • Bioengineering Nursing: New Horizons of Nursing Research (Nursing-issues, Problems and Challenges)

    Hiromi Sanada, Gojiro Nakagami, Takeo Minematsu, Nao Tamai, Yoshimi Nishijima, Taketoshi Mori, Hiroshi Noguchi, Shinji Iizaka, Ryoko Murayama, Makoto Oe, Mikako Yoshida, Kuichi Yabunaka, Toshiko Kaitani. (担当: 共著 )

    Nova Science Pub Inc  2014年04月

その他記事(Misc) 【 表示 / 非表示

  • 医療情報学と看護理工学の融合 整形病棟の大規模ナースコールログデータにおける疾患・手術に伴うコール数の比較

    野口 博史, 宮原 真希, 倉持 江美子, 荒川 清美, 小柳 礼恵, 山本 千恵美, 小見山 智恵子, 真田 弘美, 高橋 聡明, 森 武俊

    日本医療情報学会看護部会 日本医療情報学会看護学術大会論文集  20回   42 - 45 2019年09月  [査読有り]

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    ナースコール数は患者状態や看護体制等に応じて変化するため、他の医療記録と統合した解析により、看護サービスの評価指標となると考えられる。その試みの例として、急性期病院の整形外科病棟における手術の有無、疾患の違い、鎮静薬有無での一般呼び出しナースコールの違いを調べた。2014年4月から2017年10月までの一般呼び出しナースコールとDPCデータ・手術データ・温度板を統合したデータベースを作成し、比較を行った。のべ3294人の患者のデータベースが構成された。平均在院日数である14日あたりの1患者平均コール数は手術あり3.4±3.5なし4.3±6.8(p<0.001)となった。また、手術を受けた患者において、術後翌日のコール数は傷病コードM(整形疾患)ありでは6.7±5.8、なしでは4.5±4.7(p<0.001)となり、鎮痛剤使用あり6.2±6.2、なし5.2±4.9(p=0.002)となった。予想に反し、手術のない患者においてコール数が多い結果であった。疾患や投薬でコール数に差があったことから、患者状況を反映していることと考えられる。(著者抄録)

  • 【ビジュアル化への挑戦-糖尿病足潰瘍教育への応用を目指して】歩行時のずれ力、靴のフィッティングの可視化

    野口 博史, 真田 弘美, 森 武俊

    (一社)日本フットケア学会 日本フットケア学会雑誌  16 ( 1 ) 13 - 17 2018年03月  [査読有り]

     概要を見る

    糖尿病足潰瘍予防のためのセルフケアを身につけるために患者教育として視覚情報を用いることは重要である。その中で、我々は歩行時における問題に着目し、2つの研究を行っている。1つには、足底に生じる胼胝予防のための歩行時のずれ力の可視化である。胼胝形成に圧力に加えて、ずれ力が関係することは、開発したシステムにより歩行中にかかるずれ力を計測することで明らかになってきている。その上で、その計測システムをオンライン化し、またその場で利用できるように改良した上で、視覚的にわかりやすくずれ力を表示するソフトウエアを開発している。もう1つは、靴とのフィッティングの可視化である。狭い靴を着用することで、その部位から靴ずれ等が生じることが考えられる。そこで、靴と足を3次元スキャン装置で計測し、そのフィッティング具合を3Dコンピュータグラッフィックで表示するソフトウエアを開発している。これにより神経障害等によりフィッティングの感覚がない状態でもわかりやすく伝えることを目指している。本稿では、これらの開発研究について紹介する。(著者抄録)

  • 【看護・介護領域におけるロボットとの協働】テーラーメイド支援を実現するロボティックマットレス

    野口 博史

    (株)杏林書院 保健の科学  59 ( 8 ) 524 - 529 2017年08月  [査読有り]

  • 【下肢潰瘍予防・治療に役立つアセスメント】糖尿病足潰瘍予防を目的とした足白癬・爪白癬のアセスメントとケア

    竹原 君江, 大江 真琴, 野口 博史, 大橋 優美子, 常深 祐一郎, 真田 弘美

    日本下肢救済・足病学会 日本下肢救済・足病学会誌  9 ( 1 ) 25 - 32 2017年03月  [査読有り]

     概要を見る

    糖尿病足潰瘍の予防には非潰瘍性病変を早期にアセスメントし、適切なケアを行うことが重要である。本稿では非潰瘍性病変である白癬に焦点を絞って紹介する。白癬は、感染予防と、早期発見による悪化予防が重要である。われわれはこれらについて研究を進めてきた。感染予防については、足部に付着した白癬菌を感染前に除去するための適切な足洗浄方法を検討した。その結果、(1)毎日の足洗浄、(2)各趾間の4-5回、石鹸洗浄、(3)足に手が届きにくい認識がある場合は適切な体勢を検討、(4)身体的に足洗浄がむずかしい場合はフットケアシートを活用、という4点が効果的である可能性が示された。早期発見については、足底に鱗屑がある場合は足白癬、爪に混濁がある場将は爪白癬の可能性があり、爪下角質増殖があり足趾の表面温度が33.0℃以下のときには爪白癬の可能性があることが示唆された。これらの視点から患者のセルフケア能力や白癬をアセスメントし適切なケアを行うことが重要である。(著者抄録)

  • 【下肢潰瘍予防・治療に役立つアセスメント】工学技術に基づく足のアセスメント 歩き方、足底の圧とずれの客観計測

    野口 博史, 雨宮 歩, 大江 真琴, 竹原 君江, 真田 弘美, 森 武俊

    日本下肢救済・足病学会 日本下肢救済・足病学会誌  9 ( 1 ) 42 - 49 2017年03月  [査読有り]

     概要を見る

    糖尿病足潰瘍予防を目的に、われわれは足底にかかる力に着目し客観的なアセスメントのための計測装置を開発してきた。具体的には、1)足底圧分布センサと小型の脚運動の計測可能なモーションセンサとの組み合わせによる歩行計測システム、2)薄型のシートタイプのずれ力計測のセンサによる歩行時のずれ力計測システム、3)小型の3軸力覚センサを用いた局所の圧力とずれ力の計測システムである。これらのシステムによりこれまで困難であった歩行時の胼胝部位におけるずれ力の計測などが実現できるようになってきた。また、システムを用いた臨床調査により胼胝発症に関係するエビデンスも出てきており、それらを患者へフィードバックするシステムの改良も行っている。本稿では、それらのシステムの紹介ならびに利用することで判明したエビデンスについて紹介する。(著者抄録)

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

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知的財産権 【 表示 / 非表示

  • 生活要約表現システム [特許]

    特願 3547286  特開 185540 

    発明(考案)者名: 菅原康博,佐藤 知正,森 武俊,原田 達也,野口 博史,岩村泰彦

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • AR技術の援用による新人看護師向け穿刺技術自己学習システム

    研究課題/領域番号:19K22742  挑戦的萌芽研究 分担者・その他

    研究期間:

    2019年06月
    -
    2022年03月
     

    分担者・その他:村山 陵子, 野口 博史, 仲上 豪二朗, 高橋 聡明

     概要を見る

    新人看護師が穿刺技術を自己学習するための教育システムを開発する.教育システムでは,現実空間に仮想情報を重畳可能なAugmented Reality (AR)技術を援用することで,大型のシステムではなく,自宅のような限られた空間でも仮想情報提示用のシースルーグラスと力覚提示デバイスを装着することで,臨場感をもって学習することができる.本システムでは仮想的なモデルであるため,成人から高齢者や小児などの体型,直線的な浅い血管や蛇行する深い血管など,様々な臨床に即したモデルを提示できる.開発したシステムの安全性・信頼性検証後に,その教育効果について検証を行う.

  • ナースコールと患者病態および看護動線の統合ラージデータ解析による繁忙緩和システム

    研究課題/領域番号:17H02130  基盤研究(B) 分担者・その他

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    分担者・その他:野口 博史, 山田 憲嗣, 真田 弘美, 村山 陵子, 吉田 美香子, 荒木 大地

     概要を見る

    病院において病棟フロアにおけるナースコールの起こるタイミング・応答時間や,実際の対応までの時間,ナースコールボタンをよく押す患者・あまり押さない患者の病態や看護記録,病棟フロアにおける看護師や看護補助者の動線データを収集して統合して解析することでコール数軽減可能ケース等を提示する仕組みを構築する.それにより看護師をはじめとする医療者の病棟フロアでの繁忙度を主観的にも客観的にも緩和するシステムを開発する.本質的なケアを患者に対して提供する時間をより多くすることの支援につながり,さらには患者の施設内や退院後の生活の室を高める,看護師をはじめとする医療社の負担・負担感の軽減が期待される.
    初年度に開発を進めてきたナースコールデータに基づく看護師・看護補助者行動推定システムについて,妥当性・信頼性の検証を進めた.ナースコール頻度が低いフロアにおいて,ナースコールデータと患者病態データ,病棟状況データ(管理体制,人員配置等)から,看護師・看護補助者の行動選択の推定可能性があることを確認した.また,ナースコール頻度が多いフロアにおいて,ナースコールデータを援用することで看護師・看護補助者の行動把握に有効に機能することを確認した.また,外科の術後病棟のようなフロアすなわち相対的に疾病の程度が重くない一方多くの患者が自律歩行不可能で,夜間のみならず昼の行動について相当スケジュールが明確に定まっていて患者間個人差も必ずしも大きくない状況について,看護師・看護補助者の位置・行動や関連移動機器の位置のモニタリング・予備行動の検知を行う手法の開発を開始した.
    看護師・看護補助者行動推定システム,ナースコールの頻度の大小やフロア種別による選択推定,いずれも順調に開発が進んでいる.看護師・看護補助者の位置・行動のモニタリング・予備行動の検知を行う手法の開発も開始している.
    主として患者のベッド上での動作,看護師・看護補助者の病室・ステーション間での移動行動に着目し,離床や排尿のモデリング・予兆検出行動パターン把握の手法を開発・検証する.入院患者の個人パターンの学習に基づく予測により,ベッド,病室,時間帯や曜日にでも異なる行動推定の確度を上げることを目指す.また,病院・病棟の看護管理研究者の協力も得つつ実証的な場におけるシステムの適用可能性についての評価を行っていく.また,並行して開発してきた看護師の行動モデル・計測システムを完成・統合し行動予測アルゴリズムを持つシステムを形作っていく.

  • ベッドサイドで利用可能な四肢の3次元的アセスメントのためのハンディスキャナ

    研究課題/領域番号:17K01554  基盤研究(C) 代表者

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    分担者・その他:仲上 豪二朗, 森 武俊, 荒木 大地, 高橋 聡明

     概要を見る

    本申請課題では,看護師を中心とした医療者がベッドサイドで四肢の状態をより詳細に把握できることを目指して,超音波プローブによる浅部組織の計測,測域センサLIDARとミラーの組み合わせによる身体表面形状計測,また,IMU(3軸加速度・角速度センサ)によるデバイスの姿勢計測の組み合わせにより,腕や足を走査するだけで3次元計測可能なスキャナの構築を目指している.
    本年度では,表面形状取得のプロトタイプデイバスの改良並びに,超音波画像処理の改良について取り組んだ.特に,臨床経験のある看護研究者との議論から実臨床応用を考慮し,スキャナの用途を血管穿刺支援向けに絞ることにした.それに合わせプロトタイプの改良並びに,超音波画像処理を改良した.表面形状取得のプロトタイプデバイスでは,小型測域センサであるLIDARと腕や足の側面を計測するためのミラー部から構成された構造になっていたが,ミラー部が側面等も計測することを考慮していたためスキャナ自体のサイズが大きい問題があった.そこで,安全性や臨床環境での利用,看護師の操作性考慮し,前面領域のみを計測することにした.それに合わせてミラー形状を再設計することで,それらの問題を解決し,また,それに関係し,キャリブレーション方法を既知平面の計測データから算出する方法へと改良した.また,超音波画像処理については,血管だけでなく穿刺中のカテーテルの位置を推定することとし,高輝度領域として検出が容易なカテーテル領域をテンプレートマッチングとフィルタの組み合わせにより検出手法を開発し,その情報を利用しつつ血管領域を検出する手法を開発した.また,それらの結果からプローブの水平移動を仮定した上での血管とカテーテルの3次元構成する方法も開発した.
    本年度では,スキャナのプロトタイプデバイスの改良,並びに,超音波画像群からの血管形状推定の改良・穿刺中のカテーテル検出に取り組んだ.当初は,表面形状の3次元構築のためのアルゴリズム構築に取り組む予定であったが,臨床での利用を考慮しスキャナデバイス自体の改良を優先させた.一方,超音波画像群からの処理については,筋肉層や脂肪層などに構造の認識を行う予定であったが,スキャナの応用対象を穿刺後のカテーテルに変えたことに伴い,認識対象をカテーテルとし,自動認識する方法を開発した.また,先行して,血管とカテーテルの認識データからの3次元化にも取り組んでいる.以上のことから,当初の予定とは異なる部分もあるものの,概ね順調に進展していると考えられる.
    次年度としては,作成したプロトタイプスキャナによる計測データの統合による3次元化に取り組む予定である.具体的には,前年度取り組む予定であった2次元輪郭データとIMUデータからの3次元表面形状構築に取り組む.位置推定には,プローブの動きが一定であることや,プロトタイプデバイスでは腕へ並行して操作者が動かすことを仮定することで,位置情報を推定する.また,超音波画像群の連続性も利用することで,推定精度をあげることを狙う.それによりプローブを利用することにより,腕の前面3次元表面と同時に血管の深さなども含めた走行の3次元化,また,カテーテル穿刺後のカテーテル位置の可視化などに利用できる3次元情報の取得が可能なアルゴリズムを構築する.

  • サーモグラフィを用いた糖尿病足潰瘍予防支援システムの開発

    研究課題/領域番号:17K12209  基盤研究(C) 分担者・その他

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    分担者・その他:真田 弘美, 竹原 君江, 野口 博史

     概要を見る

    研究の目的はサーモグラフィを用いた糖尿病足潰瘍予防支援システムを開発することである。今回開発する支援システムの特徴は、①サーモグラフィを用いて糖尿病足潰瘍のリスク状態を視覚化でき、糖尿病患者のセルフケアの動機づけとなる、②通信システムを用いることで、遠隔地からでも専門家による助言を受けることができる、という2点である。
    今年度は患者が自身で足部のサーモグラフィを撮影し、医療者に通信できるシステムを確立することを予定していた。スマートフォンにThermal Imaging Cameraを装着し、自撮り棒を用いて自身の足底の皮膚温度を撮影するデバイスを開発した。胼胝の処置のために糖尿病足外来を受診した2名の糖尿病患者に本デバイスを貸与した。その結果、「沢山歩いた後は胼胝が白く(高温)になっており、沢山歩いてはだめな理由が分かった」という発言があり、日常生活で皮膚温度をモニタリングでき、皮膚温度上昇(炎症)の要因の理解につながることで、セルフケアの動機づけに有効な可能性が示唆された。また、リスクのある所見がどのようなものかわからず、メールでコンサルテーションがあったことから、ハイリスクなサーモグラフィ画像所見を自動検出する機能の必要性が考えられた。さらに、タイマーが短く、撮影ができなかったことから、タイマー設定などに工夫が必要であることがわかった。以上について第6回看護理工学会学術集会にて発表し、英文論文としてまとめ、国際誌に投稿した。本症例を通して明らかとなった問題点に対し、Thermal Imaging Cameraとスマートフォンを接続するコードを長くし、手元で撮影できるよう、デバイスを改良した。
    今年度予定していた患者が自身で足部のサーモグラフィを撮影し、医療者に通信できるシステムを確立することに関して、患者が自身で足部のサーモグラフィを撮影するデバイスについては患者が実際に使用するパイロットスタディまで実施することができたものの、通信機能や撮影機能については今後改善、確立する必要がある。
    以上のことより、おおむね順調に進展していると判断した。
    一昨年度得られた知見を踏まえ、糖尿病足潰瘍のリスク状態を示すサーモグラフィのパターンの抽出に関する分析を継続する。
    今年度のパイロットスタディで明らかとなった撮影のしにくさの改善、およびハイリスクな所見の自動検出について検討する。患者が自身で足部のサーモグラフィを撮影し、医療者に通信できるシステムを確立した後、糖尿病患者を対象としたユーザビリティの調査を行う。

  • 高齢者のパーソナライズドケアを目指したイメージング看護学の確立

    研究課題/領域番号:16H02694  基盤研究(A) 分担者・その他

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2020年03月
     

    分担者・その他:太田 裕治, 高木 周, 森 武俊, 峰松 健夫, 村山 陵子, 仲上 豪二朗, 野口 博史, 大江 真琴, 小見山 智恵子, 藪中 幸一

     概要を見る

    本研究では、地域包括ケアシステムのスキームに適合した新たな看護ケアの提供手段として、「高齢者のパーソナライズドケアを目指したイメージング看護学の確立」を目指す。認知機能の低下により精神・身体の不快感・苦痛を正確に表出することのできない患者に対し、個人最適化した看護ケアを提供するための手段として新規イメージング技術を活用することで、高齢者の精神状態、身体状態をモニタリングするセンサシステムを構築し、様々な異変を精度よく予測するアルゴリズムを提案することを目的とする。ここで開発するセンシング技術は看護技術の開発コンセプトである「非侵襲・無拘束」「持続可能」「リアルタイム」という要件を満たしたイノベーティブイメージング技術であることを目指す。
    平成30年度は、苦痛・不快感検知グループ、創部痛イメージンググループ、点滴漏れイメージンググループ、便秘イメージンググループを形成し昨年度に引き続きシーズを開発した。苦痛・不快感検知グループでは、尿量をターゲットとして、生体インピーダンス計測によるウェアラブルな尿量計測システムのデザイン及びプロトタイピングを実施した。創部痛イメージンググループでは、創部痛に関連するバイオマーカーの臨床での簡便な計測方法について検討した。点滴漏れイメージンググループは、簡便に可視化する技術の臨床での実施可能性の検証を開始した。便秘イメージンググループでは、昨年度確立した超音波検査アルゴリズムを用いて臨床に適応し排便をスムーズに誘導する効果を確認した。また、これらのデータを統合的に扱うための処理技術開発グループでは、様々な種類のデータ特にまず画像データを一元的に管理できるシステムを、褥瘡を例に完成させ、大学病院で実施している褥瘡回診への適応を開始した。
    開発した各種センシング技術について臨床でのフィージビリティスタディを開始しており、おおむね順調に進展していると判断した。
    センシングシステムを実装することで、患者アウトカムが改善するかを検証する臨床研究を実施する。

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担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • センシング工学

    (2020年度)大学 専門科目

  • 電気回路学I

    (2020年度)大学 専門科目