名波 哲 (ナナミ サトシ)

NANAMI Satoshi

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職名

准教授

研究室所在地

杉本キャンパス

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 京都大学 -  博士(農学)

研究分野 【 表示 / 非表示

生態・環境, 森林科学, 生物多様性・分類

研究概要 【 表示 / 非表示

  • 生物の集団は、それを取り巻く環境の中で特定の空間構造を作り出す。近年生態学において、生物集団の空間構造の形成過程や、空間構造が個体群維持機構や多種共存機構に与える影響について調べる研究が続けられている。このような研究は植物生態学においては、主に雌雄同株植物について行われてきた。  ところで、植物は種によって多様な性表現を持つ。その中で雌雄異株の植物は個体レベルで雌雄の機能を分業している。植物にとって、種子段階は生活史の中で唯一分散可能な重要な段階だが、雌雄異株植物の場合、雄個体は種子の供給源とはなり得ず、種個体群の空間構造に重大な影響が出ると考えられる。したがって植物集団の動態を解析するには、雌雄の区別が当然必要である。本研究は、植物集団の動態研究に雌雄異株性を組み込む試みであり、植物の雌雄異株性の評価に新しい評価を与えられることを期待している。

研究キーワード 【 表示 / 非表示

森林生態学, 森林樹木, 性表現, 温帯林, 熱帯林, 生物間相互作用

研究歴 【 表示 / 非表示

  • 雌雄異株樹種の更新動態

    (個人研究) 研究期間:

    1991年04月
    -
    現在

    研究課題キーワード:  性比、性差、高木

  • 熱帯雨林樹種の分子生態学的研究

    (国際共同研究) 研究期間:

    2003年04月
    -
    現在

    研究課題キーワード:  フタバガキ、マイクロサテライトマーカー、遺伝構造

  • 森林への外来樹種の侵入および分布拡大

    (国内共同研究) 研究期間:

    2000年04月
    -
    現在

    研究課題キーワード:  外来種、高木

  • 森林群集の空間構造

    (国内共同研究) 研究期間:

    1991年04月
    -
    現在

    研究課題キーワード:  固着性、種子分散、個体間相互作用

担当教育概要 【 表示 / 非表示

  • 生態学の立場から,植物たちが周囲の環境や他の生物たちとどんな関係を築き,自身の生命を維持し,子孫を残し,そして一生を過ごしているのか,皆さんと共に考えています.対象はアスファルトに咲く草花から原生的な森林の巨木まで,さまざまです.植物の多様性の不思議と,それを貫く普遍性を探求する面白さを伝えたいと思っています.

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本生態学会

  • 日本森林学会

  • 日本熱帯生態学会

  • 関西自然保護機構

  • NPO法人社叢学会

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受賞歴 【 表示 / 非表示

  • 関西自然保護機構 四手井綱英記念賞

    2005年  

現在の職務 【 表示 / 非表示

  • 大阪市立大学   理学研究科   生物地球系専攻   准教授  

職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2000年04月
    -
    2001年03月

      大阪市立大学   理学部   助手

  • 2001年03月
    -
    2005年03月

      大阪市立大学   大学院理学研究科   助手

  • 2005年04月
    -
    2010年09月

      大阪市立大学   大学院理学研究科   講師

  • 2010年10月
    -
    現在

      大阪市立大学   大学院理学研究科   准教授

出身大学院 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    2000年

    京都大学  農学研究科  林学専攻  博士課程

出身学校 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1992年

    京都大学  農学部  林学科

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Intra- and interspecific variation in wood density and fine-scale spatial distribution of stand-level wood density in a northern Thai tropical montane forest

    Sungpalee W., Itoh A., Kanzaki M., Sri-ngernyuang K., Noguchi H., Mizuno T., Teejuntuk S., Hara M.,

    Journal of Tropical Ecology  25   359 - 370 2009年

  • 大阪市上町台地の社寺境内に残された植生の種組成と構造

    名波 哲

    社叢学研究  17   84 - 92 2019年03月  [査読有り]  [招待有り]

  • Are patterns of fine-scale spatial genetic structure consistent between sites within tropical tree species?

    Smith James R., Ghazoul Jaboury, Burslem David F. R. P., Itoh Akira, Khoo Eyen, Lee Soon Leong, Maycock Colin R., Nanami Satoshi, Ng Kevin Kit Siong, Kettle Chris J.

    PLOS ONE  13 ( 3 )  2018年03月  [査読有り]

    DOI

  • Hybridization rate and genotypic diversity of apomictic hybrids between native (Taraxacum japonicum) and introduced (T-officinale) dandelions in western Japan

    Matsuyama Shuhei, Morimoto Miki, Harata Tsuyoshi, Nanami Satoshi, Itoh Akira

    CONSERVATION GENETICS  19 ( 1 ) 181 - 191 2018年02月  [査読有り]

    DOI

  • 東南アジアのフタバガキ科<i>Shorea curtisii</i>集団の遺伝的多様性と構造

    中谷 崇人, Shawn Lum, Wong Khoon Meng, Nik Muhamad Majid, Rahayu Sukmaria Hj Sukri, Alex Cobb, 上谷 浩一, 伊東 明, 名波 哲, 田中 憲蔵, 米田 令仁, Bibian Diway, Lucy Chong, Mohamad Azani Alias

    日本森林学会 日本森林学会大会発表データベース  129 ( 0 )  2018年  [査読有り]

     概要を見る

    <p>東南アジア地域における現在の熱帯雨林の分布は、過去の海水面変動と気候変動の影響を強く受けていることが知られている。私たちは、樹木集団の遺伝情報から東南アジア熱帯雨林の過去の歴史を再構築することを目的に研究を行っている。<i>Shorea curtisii</i>は、丘陵フタバガキ林に生育する代表的なフタバガキ科樹木の1つである。マレー半島の<i>S. curtisii</i>は海岸から内陸まで広く分布しているが、ボルネオでは北部の海岸沿いの一部に隔離した小集団が分布している。本研究では、マレー半島から21集団とボルネオから3集団の計24集団を対象に葉緑体の2遺伝子領域の塩基配列を決定した。その結果、マレー半島とボルネオのそれぞれから異なるコモンハプロタイプが見つかった。そこから分岐したレアハプロタイプはマレー半島では18タイプ見つかったのに対し、ボルネオでは3タイプのみであった。さらに、Tajima's <i>D</i>などの中立性の検定の結果、マレー半島の集団はボトルネックを受けた後、分布を急速に拡大したことが示唆された。また、本発表ではマイクロサテライト多型データを加えて推定した過去の集団サイズの動態についても紹介する予定である。</p>

    DOI CiNii

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

その他記事(Misc) 【 表示 / 非表示

  • 御蓋山ナギの分布拡大1.諸説概観

    山倉拓夫,大前善男,名波哲,伊東明,神崎護

    関西自然保護機構会誌  22 ( 2 ) 173 - 184 2000年

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • セイヨウタンポポと雑種タンポポの遺伝的多様性

    伊東明, 特度恩, 名波 哲

    第66回日本生態学会年次大会  2019年03月 

  • ボルネオ熱帯雨林樹木のニッチ多様化と群集構造

    奥野 聖也, 名波 哲, 伊東 明, 松山 周平, Sylvester Tan, Mohizah B. Mohamad

    第66回日本生態学会年次大会  2019年03月 

  • 雌雄異株樹木における対立遺伝子組成の雌雄株間の違い

    名波 哲, 永野 惇, 手塚 あゆみ, 伊東 明

    第66回日本生態学会年次大会  2019年03月 

  • 日本に雌株しかいない雌雄異株植物ヤマコウバシの地理的な遺伝構造

    中村 瑞穂, 名波 哲, 陶山 佳久, 廣田 峻, 松尾 歩, 伊東 明

    第66回日本生態学会年次大会  2019年03月 

  • 同所的近縁種の多い熱帯樹木(Syzygium 属)の交雑解析

    辰巳 茉優, 奥野 聖也, Sylvester Tan, Mohizah Mohamad, 永野 惇, 手塚 あゆみ, 陶山 佳久, 松尾歩, 廣田 峻, 名波 哲, 伊東 明

    第66回日本生態学会年次大会  2019年03月 

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その他研究活動(Works) 【 表示 / 非表示

  • ボルネオ島熱帯雨林における巨大高木種の遺伝構造

    フィールドワーク 

    2004年
     
     
  • 照葉樹林における外来高木の侵入

    フィールドワーク 

    2002年
     
     
  • 雌雄異株樹種の更新動態

    フィールドワーク 

    2000年
     
     

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 無性生殖で殖える外来植物の分布拡大過程:日本の雑種タンポポをモデルケースとして

    研究課題/領域番号:18H02224  基盤研究(B) 分担者・その他

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2022年03月
     

  • 雌雄異株樹木の頻度の地域間変異を生む要因の探索

    研究課題/領域番号:16K07783  基盤研究(C) 代表者

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2021年03月
     

  • シカ高密度生息地における森林の不可逆的変化と多様性再生プロセスに関する生態研究

    研究課題/領域番号:15K07231  基盤研究(C) 分担者・その他

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2019年03月
     

 

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 数理生態学

    (2017年度)大学 専門科目

  • 数理生態学

    (2018年度)大学 専門科目

  • 機能生態学

    (2018年度)大学院 専門科目

  • 専門生物学実験A

    (2018年度)大学 専門科目

  • 野外実習A

    (2018年度)大学 専門科目

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その他教育活動 【 表示 / 非表示

  • 国際化への貢献

    (2018年度)

     概要を見る

    学生の海外研修に同行し,海外の研究者と交流した(大学院生3名,学部生2名).

  • FD活動への貢献

    (2018年度)

     概要を見る

    理学研究科生物学科教室会議におけるFD関連事項の審議に参加した.

  • 国際化への貢献

    (2017年度)

     概要を見る

    学生の海外研修に同行し,海外の研究者と交流した(大学院生3名).

  • FD活動への貢献

    (2017年度)

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    【教育方法の改善】学部教育:大学コンソーシアム大阪「植物園で学ぶ生態圏と文化」を担当(分担)し、学内外の学部生に生態学的観点からの生物の見方を講義と実習によりわかりやすく伝えた.また,理学研究科生物学科教室会議におけるFD関連事項の審議に参加した.

 

社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • 生命の設計図DNAの抽出

    (大阪市立大学)

    役割:講師

     対象:中学生 

    2019年02月
     
     

    主催者・発行元: 大阪市立咲くやこの花中学校 

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    中学生を対象に,分子生物学の体験実験を提供した.

  • 上町台地に残された植生の特徴と魅力

    役割:情報提供

     対象:企業, 行政機関 

    2019年01月
     
     

    主催者・発行元: 一般財団法人 大阪地域振興調査会  融 

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    大阪市上町台地に残された植生の特徴と魅力について,講演した内容が掲載された.

  • 上町台地の植生と歴史文化としての社寺林

    (四天王寺)

    役割:講師

     対象:社会人・一般, 企業 

    2018年11月
     
     

    主催者・発行元: 芸術サロン@てらまち 

     概要を見る

    市民や企業関係者を対象に,大阪市内の社寺林に残された植生の特徴を生態学の立場から論じた.

  • 生き残れ!植物たちの多様な繁殖戦略

    (大阪市歴史博物館)

    役割:講師, 企画

     対象:社会人・一般 

    2018年11月
     
     

    主催者・発行元: 大阪市立大学・大阪市博物館協会 

     概要を見る

    市民向けに植物の繁殖生態について,わかりやすく講義を行った.

  • ネイチャーガイドと行く上町台地 ~斜面緑地のドングリ観察会~

    (大阪市天王寺区下寺町)

    役割:講師

     対象:幼稚園以下, 小学生, 社会人・一般 

    2018年11月
     
     

    主催者・発行元: オープン台地in OSAKA 

     概要を見る

    市民や子どもたちを対象に大阪市内の社寺林に残された植生や樹木の案内と解説を行った.

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外国人受入実績 【 表示 / 非表示

  • 外国人受入年度:2017年度

     詳細を見る

    外国人留学生受入数
    1名